不妊治療について
不妊治療の流れ
不妊治療の進め方や期間は、ご年齢やライフスタイルに応じて異なります。
患者さまのご希望や背景、診断結果に基づいた最適な治療方法をご提案いたします。
初回予約
Appointment
当院は完全予約制となっております。初診のご予約は、Webよりお取りいただいております。
本ページの「診療予約」より「記録道ネット」のサイトへアクセスし、アカウント登録のうえご予約をお願いいたします。ご予約完了後、ご登録いただいたメールアドレス宛に、Web問診票をお送りいたします。
STEP
02
STEP
03
STEP
03
基本的な検査
Examination
ご夫婦の状況を基に方針が決まったら、それに合わせた検査を行います。
不妊治療をご希望の女性の基本的な検査
不妊の原因を調べるために、血液検査、月経周期それぞれの時期に合わせたホルモン検査や超音波検査、子宮卵管造影検査などを行います。 女性側は月経の周期に合わせて行う検査もあるので2~3か月かけてスクリーニングをしていきます。
また、保険・自費の混合診療ができないため、別日においでいただく場合もあります。
検査内容の一例
STEP
04
STEP
04
治療
Treatment
スクリーニング検査により、子宮内膜症や排卵障害、卵管・子宮の異常など、不妊の原因が特定された場合は、その原因に介入・治療をします。 一方、検査では明らかな異常が見つからない場合や、年齢による影響などで妊娠に至らない場合は原因不明不妊(機能性不妊)として、治療計画を立て、治療を開始します。治療の流れは画一的なものではなく、患者さまお一人おひとりにより異なります。
初回の治療計画で結果が得られない場合には、患者さまの状況に合わせて追加の検査や、治療のステップアップをするなど、最適な方法をご提案いたします。
一般不妊治療(タイミング法・人工授精)
排卵日を予測して夫婦生活を持つタイミング法や、洗浄・濃縮した精子を子宮内に直接注入し、精子と卵子が受精しやすくする人工授精などがあります。
「人工」という表現から誤解されることもありますが、精子と卵子の力に任せて、より自然妊娠に近い方法で妊娠成立を目指す治療です。
生殖補助医療(体外受精・顕微授精-胚移植)
女性の卵子を卵巣から採取(採卵)し、体外でパートナーの精子と受精させ、培養してできた受精胚を子宮内に戻して着床妊娠・出産を目指す治療法です。
卵巣刺激
より多くの成熟した卵子を採るために、排卵誘発剤(注射薬や飲み薬)を使って卵巣を刺激し、複数の卵胞を発育させます。卵巣刺激について
採卵
卵巣刺激により発育した卵胞から卵子を回収する手術を行います。超音波ガイド下で専用の採卵針を用います。採卵について
受精・培養・凍結
受精方法は、
- 体外受精(IVF)採卵した卵子に精子を振りかけて、受精を試みる方法
- 顕微授精(ICSI)1個の精子を卵子に直接入れ込み、受精を試みる方法
どちらの方法を選択するかはご夫婦の卵子や精子、ご年齢など様々な状況を総合的に判断してご提案します。受精後はインキュベーターの中で2~6日間培養し、採卵した周期に移植しない受精胚は凍結保存します。受精・培養・凍結について
胚移植
採卵した周期の新鮮胚を使用する場合と凍結融解した胚を使用する場合があります。子宮内膜を着床に適した状態に調整して移植します。胚移植時の内膜調整・胚移植について
妊娠後
Pregnancy Care
妊娠判定
- タイミング・人工授精の方…月経が遅れた場合、月経予定日から1~2週間後に市販の妊娠検査薬(妊娠時に分泌されるhcgというホルモンを尿中で検出し、妊娠の有無を調べる方法)で検査をしていただき、陽性の場合は受診してください。
- 生殖補助医療の方…妊娠4週0日ころ(当院では胚盤胞移植日から1週間後の3週5日とすることがほとんどです)にご来院いただき血中のhcg値を測定して判定を行います。
妊娠判定後~卒業まで
妊娠判定からは1-2週間おきに経腟超音波で診察を行います。
- 妊娠5週~ 超音波検査で経過観察
胎嚢(赤ちゃんの入ったふくろ)が形成され、超音波検査で確認ができる時期です。胎嚢が見えた場合を臨床妊娠と言います。 - 妊娠6週~7週 超音波検査で経過観察
胎芽(赤ちゃん)や心拍の確認をします。つわりなどの妊娠初期症状がでやすくなります。 - 妊娠8週~9週 不妊治療卒業の目安(個人差があります)
胎児の成長が順調で、心拍が確認できれば、分娩施設を決定し、不妊治療の卒業となります。
※母子健康手帳を取得(各市区町村のホームページをご参照ください)。
妊娠後管理
その他
将来の妊娠に備えて卵子を保存しておきたい方
ノンメディカル(社会的)卵子凍結は、将来の妊娠に備えて卵子を保存しておく方法です。35歳未満での凍結が推奨され、年齢や個数により異なりますが卵子1個あたり4.5〜12%の出生率があります。
年齢に応じた不妊治療
年齢に応じた不妊症は、男女ともに加齢に伴い妊娠の可能性が低下する現象です。女性では卵子の質や数が減少し、35歳以降で妊娠率が大きく低下します。年齢に応じた適切な検査や治療を早めに検討することが重要です。
動画で知る
不妊治療を考えている患者さまへ向けて、治療に関する基礎知識を動画で分かりやすく解説しています。
体外受精や胚移植、顕微受精といった主な治療内容のプロセスや、治療を受ける上で知っておくべき重要なことについてもまとめています。




